構造設計

構造設計とは、建築基準法・どう施工令に基づき、いろいろな荷重(その建物に住む人・使う人達の体重や家具などの重さ)が建物に乗ったり、外からの力(地震の揺れや台風の風、雪の重さなど)が加えられた時、その建物が安全でそれらの力に耐えられるように、基礎・柱や梁・床・壁(耐力壁)などの大きさや部材の配置、必要量を選定する計算をします。
お客様のニーズに応えられるよう、安全の枠内でいかに経済的な部材・工法を選定するか、建物の施工時に問題点がないかなど、建物の構造を総合的に考えます。

構造設計は、 1.構造計画 どんな材料を使用し、どんな形状にするのかを決める。
2.構造計算 ①荷重計算(建物の各部の重さを設定する)
②外力計算(自然現象などの力を計算する)
③応力計算(骨組みの壊れ方を想定する)
④保有水平耐力計算(崩壊メカニズムを形成する場合において,各階の水平せん断力の和として求められる値)
⑤断面算定(強靭な骨組みを決定する)
3.構造図作成 ①基本構造図の作成
②構造詳細図の作成

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